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プレスリリース

5つ星オープンデータ検索サービス「opendata.cc」リリース
 
~自治体や民間のオープンデータを一括して検索可能に~

2017年07月14日

オープンデータの公開促進や施策の企画を行うjig.jpグループの株式会社B Inc.(本店:福井県鯖江市、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福野 泰介、以下B Inc.)は、インターネットで公開されている民間や自治体の5つ星オープンデータ(※1)をweb標準のAPI「SPARQL(※2)」によって検索することができる「opendata.cc」をリリースしました。

opendata.ccは、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構にて検討・公開された共通語彙基盤のコア語彙に対応しているため、弊社が提供している「オープンデータプラットフォーム(以下odp)」にて公開されている5つ星オープンデータのみならず、インターネット上で公開されている他の共通語彙基盤対応システム上のデータと連携することができます。

現在は、共通語彙基盤を用いて公開されている大阪市、京都市、神戸市の5つ星オープンデータを取り込んでおり、odpにて公開されているオープンデータと横断して検索が行えます。今後も随時データの追加を予定しております。

また、opendata.ccのリリースに伴い、当サービスを利用した「5star opendatamap」を公開しました。「5star opendatamap」は、opendata.ccに登録されている、複数の公開元の座標型データを日本地図に表示するサービスとなります。

データの利活用を効率的に行うためにも、より多くのデータを一つのサービスに集約し検索可能とすることで、地域住民に役立つアプリ開発のサポートおよび活性化、また、オープンデータの重要性の認識向上を図り、B Inc.は現在日本で行われているオープンデータの推進に貢献し、より豊かな社会の実現を目指します。

■オープンデータとは


自由に使えて再利用もでき、かつ誰でも再配布できるデータのことです。主に公的機関が保有するデータを公開することによって、政府の透明性向上や市民参画の促進、さらには新しい市場やビジネスの創造を目的とする世界的な運動として広がっています。

■共通語彙基盤とは


政府や自治体がオープンデータを公開するにあたり、同じ事柄に対する用語を、情報交換に支障が出ないよう、共通で使用するためにまとめられた語彙集です。

※1.5つ星オープンデータ(=Linked-RDF)とは、PDFやExcel(R)のデータと違い自動処理が可能で、かつ、共通の定義を持たせたデータをインターネット上に公開することで、多角的な情報として活用できるオープンデータが目指す最高の形式。

※2.SPARQLとは、RDFデータをさまざまな形で読み出すためのコンピュータ言語。

■opendata.ccサイト: http://opendata.cc/

■5star opendatamap: https://odp-binc.github.io/5star-opendatamap/

■製品に関するお問い合わせ・お申込み: odp-info@jig.jp

本件に関するお問い合わせ

株式会社 B Inc.
広報担当  Email : info@b-incorp.com

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