こどものプログラミング教育ツール『IchigoJam BASIC』ver 1.4リリース
2019年12月06日
セットアップ不要・シンプル・安価なこどものプログラミング教育ツールソフトウエアとして開発した『IchigoJam BASIC(イチゴジャム ベーシック)』のver1.4を2019年12月6日よりリリースします。
IchigoJam BASIC ver1.4は、最新の「IchigoJam S」他、LPC1114をCPUとして使っているすべてのIchigoJamに対応しています。 また、プログラミングクラブネットワーク(PCN)より発売されるドックステーション「IchigoDyhook」の予約先着特典となっている「IchigoDake」は、IchigoJam BASIC ver1.4 が採用されています。
バージョン1.4の変更点は、以下のとおりです。
6つの新しいコマンド
- DRAW 1点を指定して点を描画
- POINT 指定した座標にDRAWで点が表示されているか、文字が表示されている場合に1を返す
- SIN/COS 三角関数の計算を行う(角度を度数で指定すると256倍した値を返す)
- POS カーソル位置を返す
- WS.LED 配列で指定した色でLEDに接続されたWS2812Bを光らせる
2点を指定して線を描画
最終パラメータで描画方法を指定(1:描画、0:クリア、2:反転、省略時1)
第二パラメータでリピート数指定(省略時1)15のコマンドで機能追加
- LC/LOCATE X+Y*Wの値を第一パラメータのみで渡せる機能を追加
- PWM 指定された値に変化がない時はリセットしないように変更(WAIT不要に)
- TICK 第一パラメータに1を渡した場合、時間分解能が261倍になる機能を追加
- SAVE EEPROMへのSAVEに失敗した場合、File errorが出るように変更
- BTN 第一パラメータが-1の時にキー状態をまとめて取得する機能を追加 Xキー(88)の状態も取得できるように機能追加
- RUN 実行時にキーバッファをクリアするよう変更
- VIDEO 画面拡大表示でのブレを抑制
- PLAY VIDEO0した際のPLAY音程の精度アップ
- SWITCH 第二パラメータで液晶の濃さを設定できるように機能追加
- UART シリアル出力設定に+8で画面表示OFF機能を追加
- USR 不正なメモリアクセスをした場合に Segmentation Fault が出るように変更
- IOT.OUT 第三パラメータに即時送信フラグを追加(省略時1)
- IOT.IN バイナリデータを受け取った場合、先頭アドレスを返すように変更
- VER パラメータで各種値を取得できるように変更(1:プラットフォーム、2:キーボード、3:言語、4:垂直同期周波数)
液晶表示時にVIDEO2による画面反転機能を有効に変更
音域をO6まで拡大(O5/O6はVIDEO0時推奨)
第一パラメータでRAM外のアドレスを渡した際 Illegal Argument が出るように変更
第二パラメータを省略可能に(省略時0)
APIテーブルを追加4つの不具合修正
- CLO 出力状態がリセットされないことがある不具合を修正
- AND 16進数の後のANDでSyntax errorが出る不具合を修正
- IF ELSEとの間に絵文字付きラベルを使うとエラーになる不具合を修正
- INPUT LC 0,-1で表示停止時のINPUTで一部変数が破壊される不具合を修正
キャラクターパターンの視認性向上
- <、>、(、)、{、}、小文字「c」、カタカナの「ハ」
ボタンを押さない自動起動方法の追加
- ファイル0の先頭行が @ARUN で始まっている時 、ボタンを押されていなくても自動起動する機能を追加
キーボード配置変更機能
- LRUN3で日本語キーボード/USキーボード切り替え可能版を用意
その他
- F11にカーソル以降削除を割り当て
- F12に行削除を割り当て
- CTRL+SPACE でもカナ切り替え
■IchigoJam公式サイト
■IchigoJamに関するお問い合わせ
ichigojam@jig.jp
本件に関するお問い合わせ
株式会社 B Inc.
広報担当 Email : info@b-incorp.com
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